カタチを追求する厳しさと独創的なデザイン
MAGIS、ClassiCon、driade、FLOS、iittalaなどの企業をクライアントにデザイン活動を展開するコンスタンチン・グルチッチ。カタチを追求する厳しさと、豊かな表現力で、ドイツデザインに新たな風を吹き込む注目のインダストリアルデザイナーです。
1998年にFLOS社から発表した照明「MAYDAY(メーデー)」でコンパッソドーロ賞を受賞し、一躍有名になったグルチッチは2000年にClassiCon社から“危なっかしい”プロポーションのチェア「Chaos(カオス)」を発表。既成概念を開放し、バランスのとれた造形美からも離脱、実験的なデザインを重ねて成功したグルチッチのターニングポイントとなる作品でした。
ボール紙で1:1スケールの実物大モデルを作り、何度もカタチの検証を繰り返すのがグルチッチのデザイン手法。さらにコンピュータ技術を導入し、模型の形状を記憶させデータ化することで、複雑な構造を実現させたのが「Chair-One(チェアワン)」です。MAGIS社との協働により約4年の歳月をかけて誕生したチェアワンは、グルチッチにとって最も刺激的であり大切なプロジェクトのひとつとなりました。
モノの本質を捉え、常にカタチに対する挑戦を続ける彼のデザインは、知的さやユーモアをも兼ね備え、単なるミニマリズムとは一線を画す展開を見せています。
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デザイナーへの道 きっかけはアッキレ・カスティリオーニ
ロンドン王立芸術学院(ロイヤルカレッジ・オブ・アート)に入学する前、まだ英国のキャビネットメーカーにいた頃、たまたま目にしたカスティリオーニ展のカタログが、グルチッチをデザイナーという未知の職業へと導きました。
モノの背後にデザインした人間の生き様があることを、カスティリオーニの作品から強く感じたグルチッチは、デザインの世界へ引き込まれ、自分の理想であると確信します。
イタリアにおける革新的工業デザインのパイオニアとして世界的評価の高いアッキレ・カスティリオーニとのその後の親交は、雑誌などの掲載写真にさりげなく一緒に写っていることなどから見ても想像に難くありません。グルチッチの事務所にはカスティリオーニの大きなポスターが貼られているとか。
最新の技術を使いこなし、新しいデザインを生み出していこうという大先輩の教えは、グルチッチデザインにも息づいていることでしょう。
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PALLAS
価格:¥682,500
サイズ:W240xD75xH72cm
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MARS
価格:¥281,400
サイズ:W48xD54xH54/SH44cm
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