武蔵野美術大学美術資料図書館 展示スペース納入事例

「日本のデザイン:50's-80's」展 開催中 2007年6月14日(土)-8月25日(土)

美術・デザインを中心とする造形芸術の総合大学である武蔵野美術大学美術資料図書館では、数十万点におよぶ所蔵コレクションを展示するガラスケースとして、USM Haller(ユー・エス・エム ハラー)をご採用いただいています。

武蔵野美術大学美術資料図書館・美術資料担当の成田氏にお話を伺いました。


シンボリックな空間と相性の良い什器

usm open for all interview

シンボリックな空間と相性の良い什器

―今回常設展示スペースを設置することになった
経緯について教えてください。

当館の所蔵品は、展覧会や授業を通して随時公開していますが、ひとりの学生が在学中にそれらと接する機会は少なく、十分な満足を得られていませんでした。この現状を受けて、当館の収蔵品のなかでも特徴である椅子、ポスターをはじめとしたスタディ・コレクション(近代デザイン資料)を常設展示として公開し、本学の美術・デザイン教育に役立てるとともに、学生に「自分が通っている大学はこんなものを持っているんだ」と興味を持つ機会になればと考え、企画しました。

シンボリックな空間と相性の良い什器
―USM Haller(ユー・エス・エム ハラー)については
以前からご存知だったのでしょうか?
ご希望いただいたきっかけなどがあれば教えてください。

展示スペース(1階彫刻陳列室の奥、大理石階段の上)は当館の中でもっともシンボリックな空間で、その場所と相性がよく、かつ展示品を魅力的に見せられるデザイン性を備えた什器を探していました。
当館スタッフが「スモール&ビューティフル:スイス・デザインの現在」展(2005年)にて「USM Haller(ユー・エス・エム ハラー)」を知り、その後hhstyle.comにも伺い検討を重ねた結果、採用することとなりました。


ガラス展示什器の選定にあたり、デザイン性に富むことはもちろん、施錠可能であること、頑丈であることなどの基本的な機能に加えて、補充、部品交換などが可能な展開をしていること、可動性があることなどを希望条件とされていたため、プランニングを担当したhhstyle.com外商部では、1つ1つの立体を最小限の大きさにとどめ、様々な種類の展示品に対応できるよう、5タイプのユニットを考えました。

クライアントの求める要望

  • ●デザイン性に富むこと
  • ●施錠可能なこと
  • ●頑丈であること
  • ●可動性があること
  • ●補充や部品交換などが可能なこと
  • ●部分照明または全体照明が付けられること

hhstyle.comの提案

  • ●1つ1つの立体を最小限のサイズに留め、可動しやすくなるよう配慮
  • ●各種プロダクトを展示することを考え、多様な展示に対応できる5タイプのユニットを考案
  • ●展示品保護のため、飛散防止およびUVカットのフィルムを貼ったガラスを採用
  • ●将来的に照明設備を追加することを考慮したユニット形成

  • hhstyle.comの提案
  • hhstyle.comの提案
  • hhstyle.comの提案


5タイプのユニットは組み合わせやすく、再レイアウトの幅も広いことがわかりました

―納入後のご感想をお聞かせください。

常設展示空間は、館内のいろいろな動線から目に入ります。設置以前の空間と現在では、かなり大きく印象が違うはずですが、違和感なく常設空間をつくっているように感じます。見にきた方も、自然に入って、自然に鑑賞してくれていますので、落ち着いたいいスタートが切れたように実感しています。また、今回の展示の構成上、搬入していただいた配置を若干変更しましたが、考案していただいたユニットはいろいろと組み合わせがしやすく、再レイアウトの幅も広いことがわかりました。

今後は年2回、テーマを決めて展示を行い、年間150点前後の収蔵品の公開ができるように進めていく予定です。「キャンパスの一画にこういう空間がある」ということを知ってもらい、学内だけでなく、学外の方にも立ち寄っていただけるオープンな空間にしたいと考えています。


USM Haller オーケストラスタイル?!

USM Haller(ユー・エス・エム ハラー)オーケストラスタイル?! hhstyle.com外商担当

USM Haller(ユー・エス・エム ハラー)はオフィス什器と思われがちですが、考え方次第ではこのような美術品の展示什器やご家庭でのご利用など様々な用途でお使いいただけるフレキシビリティに富んだシステム家具です。
また、40年以上変わらないデザイン性は、コンテンポラリーな建物だけでなくトラディショナルな建物にも良く合います。

ロケーションの特徴である天井がかなり高いこととスロープからの展示場所の見えがかりを特に考慮してプランニングしました。可動性があることが什器の条件であったため、構成するユニットのサイズにヒューマンスケール上の限界があり苦労しましたが、中央は低く、壁面は高さのあるユニットをそれぞれシンメトリーに配し、オーケストラや劇場の客席をイメージしたレイアウトをご提案しました。